2019年10月10日
膝痛の鍼治療の選穴説明


膝痛の鍼治療の選穴説明
《灵枢经・本输》"刺犊鼻者,屈不能伸;刺两关者,伸不能屈。"両関というのは、内関穴と外関穴です。八脈交会穴は内関穴と公孫穴は密接に関係しています。公孫穴は脾経に所属。脾経は膝部の内側に流注するので、内関穴に決めました。
足陽明胃経は”~膝蓋骨、下腿前面を下って、足背から足の第2指外側端に終わる。”ので、内庭穴に決めました。
腎は、骨を主り、腎陽虚の主症は、腰や膝の軟弱化と冷え、四肢の冷え、寒がりである。なので、腎経の照海穴に決めました。
内関穴は奇経八脈による取穴、内庭穴は十二経脈の循経による取穴、照海穴は標本同治による取穴になりました。
Posted by こかじ鍼灸院 at 09:22│Comments(0)
│鍼治療の選穴