2015年05月21日

鍼灸について

鍼には鍼独特の効果、灸には灸独特の効果があります。当院では、鍼灸師の判断により最適なものを選択します。鍼のみ、灸のみ、両方を使う時がありますが料金は一律です。

タバコのようなカタチをしたお灸もあります。皮膚から離して使うので「ぽわーっ」とした感触があって気持ちよいです。鍼の効果に灸の効果が加わって、体を温めたい時にはとてもよく効きます。


問診と触診を丁寧に行い、ツボを徹底的に絞り込みます。無駄な刺激は体力を消耗させますので、その時必要なツボだけに鍼や灸をします。また、少ないことにより、施術後の効果の判定が簡単になり、より精度を高めてくことができます。

中医学には副作用という概念がありません。お一人お一人の体力や症状に合わせて調整するのが中医学のやり方です。鍼灸は極めて体にやさしい療法です。適切なツボ選び、適切な刺激量を守る限り、施術後に不快な症状を感じることはありません。

当院の鍼灸治療は、症状として表れている痛みを一時的に治すだけでなく、その症状の原因を突き止め、健康の崩れたバランスを心と身体の両面で調節し人間が本来持っている自然治癒力を高めます。
また、鍼灸治療は、副作用が無いため、妊婦さんや小さいお子様にも治療ができます。

鍼治療は、副作用はありません。
鍼治療は、血液の循環がよくなります。
鍼治療は、自然治癒力を高め、免疫力を高めます。
鍼治療は、脳の神経細胞より痛みを和らげるホルモンを分泌させます。
鍼治療は、内臓の働きを活発にします。
鍼治療は、ほとんどの病気を治します。


鍼灸は何故効くのですか?
鍼灸の効果の研究は、各地にある研究所、医療機関、鍼灸大学、短期大学などで意欲的に進められております。総合的には、鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その結果として、中枢性及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善等の作用があり、ひいては、生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないかと考えられています。
また、古来より認められている鎮痛効果の解明も次ぎのような諸説があります。
1.ゲートコントロール…針刺激が脊髄において痛みを抑制する。
2.エンドルフィン…針刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し痛みを抑制する。
3.末梢神経の遮断効果…針刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断する。
4.経穴(ツボ)の針刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。
5.血液循環の改善…筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする。


タグ :鍼灸経絡


Posted by こかじ鍼灸院 at 20:41│Comments(0)
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