2015年08月27日

耳鳴りの鍼治療の選穴説明(3)(左と右の判断)



耳鳴りの鍼治療の選穴説明(3)(左と右の判断)
  
  左と右の判断
  (1)鍼灸医学の陰陽五行論で、左は陽、右は陰になる、腎陰虚を”補”にするため陰維脈(内関穴)に決めましたなので、右にします。
  (2)経絡の循行により侠渓穴に決めました。《黄帝内経・素問・陰陽応象大論篇》:”故善用针者,・・・以右治左,以左治右,・・・”。患者さんの左耳が耳鳴りになりましたので、侠渓穴を右にします。
  (3)腎を”補”にするため、太谿穴に決めました。左右はどちらでもいいのですが、右の侠渓穴に決めたので、あまり右に負担がかからないように、太谿穴は左に決めました。



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