2015年05月28日

歯痛症例(2)

歯痛の症例(2)

私、40歳、辛くて、油っぽい食事をして,2日経つと右側上部の歯が急に痛くなり、顔も腫れるようになり,時々頭痛少しの発熱を伴い,冷たい水を飲むと楽になります。そこで自分の鍼治療を始めました。
考え方は:
1.西洋医学の考えにより,歯痛は歯およびその周囲組織の疾患から起こる,三叉神経分布領域の疼痛をいう,上歯痛は三叉神経第2枝(上顎神経)の上歯槽神経の知覚領域である。
2.中医学および東洋医学の考えにより,手足陽明経脈はそれぞれ上下歯に循行している,したがって大腸や胃に熱(火)があり,それが経脈にそって上炎すると歯痛が起こる。また腎は骨を主っており,歯は"骨余"といわれている,腎陰虚のために虚火が生じ,それが上炎すると歯痛が起こる。
1回目終了後,痛みが50%とれ,寝る時に異常はなく、頭痛と熱がなくなり,でも腫れていました。
2回目終了後,痛みが80%とれ,腫れは50%とれました。
3回目終了後,痛みがなくなりました、腫れは80%とれました。
痛みがなくなったら,治療は終了です。

歯痛によって,自分のマッサージのコツ:手の合谷穴と反対側の下关穴を同時に強く押さえて,2、3分で痛みがすぐ軽减するということです。

歯痛症例(2)歯痛症例(2)




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