痛み止め症例
痛み止め症例
T.Tさん,男性,65歳,3日前,飲酒後,溝に落ちて,右側肋骨2本骨折しました。病院で診断され,本人がもともと心臓病持ちなので,強い痛み止めの薬をもらいませんでした。“激しい疼痛感があるげと,我慢するしかない。”と病院の先生に言われました。折れた骨が内臓にささっていないため,大丈夫ですが,でも一日中痛みがひどくて,なかなか我慢できず来院されました。
来院時に,右側の肋部が赤くて、腫れもあり,上半身が伸展できず,深呼吸時も痛みを感じ,夜も寝られなかったそうです。
鍼は骨に短時間の中では、なにもできないですが、骨の周囲の筋肉の痛みを抑えることができます。 治療として,鍼は手1本、足2本を置鍼しました。3回目の治療終了後,肋部の皮膚がまだ赤く残っているのですが、痛みが9割ほど取れました。
しかし、体が折れた骨に慣れるまでやはり3カ月ぐらいかかると思います。
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